KOYO KAIUN CO.,LTD.

ケミカルタンカーについて

  • N2ジェネレーター

    N2ジェネレーター

    貨物によっては爆発する可能性があるものや酸化することで性質が変わるものがあります。それらを防ぐため、カーゴタンクに窒素を充填し酸素濃度を下げるN2ジェネレーターが装備されています。

  • カーゴマニフォールド/カーゴライン

    カーゴマニフォールド/カーゴライン

    液体である積荷を荷役するため、陸上のホースと接続するマニフォールドが設置されています。それぞれが独立したカーゴラインを通り、各タンクとつながります。

  • ダブルハル(二重)構造

    ダブルハル(二重)構造

    万一の座礁や事故の際、貨物や燃料油が海上に流出しないよう、船底および船側を二重構造にして安全性を確保しています。

  • ステンレス鋼タンク

    ステンレス鋼タンク

    化学製品の輸送には、ステンレスのタンクが適しています。前荷によるコンタミネーションを防ぎ、ステンレスタンクでしか運べない貨物もあるので、様々な貨物を安全に運ぶため、ステンレスタンクを採用しています。

  • ヒーティングコイル

    ヒーティングコイル

    貨物によっては、ある一定温度での輸送を求められるものがあります。そのため、カーゴタンク内に加熱管を配置し、必要に応じて貨物の温度を一定に保ちます。

  • カーゴポンプ

    カーゴポンプ

    タンクの中から貨物を揚げる役割をしているのがカーゴポンプです。複数あるタンクそれぞれに独立して設置されています。

定期ドックの内容

  • number01

    入渠

    入渠

    航海中での点検・補修作業だけでは対処しきれない問題や、海中の船底部分や推進器などの検査のために定期的な点検が義務付けられています。定期ドックでは社船を知り尽くした技術者が機能維持に努めます。

  • number02

    整備・検査

    整備・検査

    5年毎の定期検査はもちろん、その間の中間検査による船舶検査を実施しています。エンジンオーバーホールやドライドックでのプロペラ軸なども含めて徹底的に保守点検を行います。

  • number03

    試運転

    試運転

    整備を行った後は必ず試運転を行い、期待通りの性能を発揮できるかを確認します。特にエンジンは長期間停止、オーバーホールをするので、問題がないことを確認し、次の航海に旅発ちます。